2016年5月20日、床材剥がし機「ペッカー」が商標登録された。この「ペッカー」というブランドは各現場でよく使われており、床材剥がし機の代名詞ともなっている。
(参照:福島県桑折町 「献上桃の郷」が商標登録

特許庁に商標登録したのは、「ペッカー」の製造元メーカーである極東産機(株)だ。この床材剥がし機は内装工事や防水工事、鉄道車両リニューアル現場などで使われてきた。極東産機の「ペッカー」は35年という長い業界での経歴を持っている。ペッカーシリーズはこれまでで累計6,000台を超える販売実績を誇っている。

古い床材を人力で剥がすよりも、作業時間を短くし人件費の節約にもなる優れた産業機械だ。極東産機の床材剥がし機ラインナップは6台を誇り、そのうち4台は「ペッカー」を名乗っている。自走タイプや小型タイプ、頑固に固着したシート系床材の剥がし作業に向いているアイテムなど、ユーザーのニーズに合わせた各タイプが揃っている。

床材剥がし機「ペッカー」の商標区分は第7類の加工機械、原動機(陸上の乗物用のものを除く。)その他の機械での登録である。今回の登録によってブランド保護になるとともに、さらなるブラント展開へとつながるだろう。

極東産機の「ペッカ―」は、製品の発売から35年後に初めて商標登録が行われました。床材剥がし機の分野では極東産機「ペッカ―」がほぼ市場を独占していて、ライバルが存在せず、あえて商標登録をしなくても、ブランドが侵害される恐れがほとんどなかったからだと考えられます。

商標登録を行うと、ブランドに対する信頼が向上し、ブランドに対する投資を安心して行えるようになります。極東産機が「ペッカ―」の商標登録を行ったということは、極東産機が「ペッカ―」の販売により一層の力を注いでゆくということを示しており、今後の極東産機の動向が注目されるところです。