北海道産黒和牛、十勝ナイタイ和牛が地域団体商標査定

平成28年7月20日、北海道の「十勝ナイタイ和牛」が地域団体商標として登録査定になったと経済産業省北海道経済産業局が発表した。「十勝ナイタイ和牛」の商品アピールと認知度向上を促進すると共に、上士幌町全体の地域活性化を目指していく。
(参照:地域団体商標600件目は広島県産和牛「比婆牛」

今回登録査定となったのは、北海道十勝地方の上士幌町で育成されている和牛肉種の「十勝ナイタイ和牛」だ。「ナイ タイ」とは、アイヌ語で“奥の深い沢”という意味があり、上士幌町周辺にある「ナイタイ山」、「ナイタイ高原」、「ナイタイ高原牧場」などの地域を指している名称である。

このナイタイ地域で生まれ育った黑毛和種のうち、特に5・4等級のみに与えられる称号が「十勝 ナイタイ和牛」となっている。十勝ナイタイ和牛は生産・育成・肥育すべてを町内一貫生産を行っているが、これは黒和牛種の生産に関して言うととても珍しい事例となっている。

飼料としては、町内産乾草と道内産稲わら、高価なビタミンCを添加した上士幌オリジナルメニューを与えている。食味としては霜降り肉の割には飽きがこない、さっぱりとした牛肉に仕上がっている。今回の発表は登録査定であり、これを受けて30日以内に登録料の納付を行なうことで商標登録が完了する。

日本民族は農耕民族で、長い間土地に定住して生活してきたので、土地に対する愛着が強いからなのでしょうか、地名に関して非常に強いこだわりを持つ方が多いようです。そのため、商品ブランドにその産地の地名を使用するだけで、売上げが急増したりする現象がよく起こります。

しかし、商品品質を向上しないで、産地ブランドだけを使用したのでは、いずれは、売上げは落ちてゆきます。また、産地以外の生産者が産地ブランドを勝手に使って、品質の悪い商品を販売しても、産地ブランドの力は急速に衰えます。

その対策として有効なのが、地域団体商標登録です。この登録があると、出願した産地団体に所属しないものは、その産地の地名ブランドを利用できなくなりますので、他の産地の事業者が品質の悪い商品をそのブランドを利用して販売できなくなります。

また、地域団体商標登録をすることで、産地団体が一体となるので、品質維持向上活動を行いやすくなります。さらに、産地商品のPRも非常に行いやすくなります。このように、地域団体商標登録は、実に大きなメリットを有します。

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