最近ずっとお休みがなかったのですが、少し時間が取れたので、今日は、「HERO」を見に、映画館に行って来ました。なかなか面白かったです。家でDVDを見るのとは少し違いますね。

さてさて、先日、とある商工会議所で知財セミナーの講師を務めさせて頂いたのですが、対象がクリエイターさんばかりだったのもあり、知財の中でも著作権の質問が多かったです。

お仕事で著作権の案件は少ないのですが、「著作権」に関するセミナーの依頼は、意外と多く、今回も「引用」に関するご質問など、割と踏み込んだ内容についても話してほしいとの依頼があり、あらためて著作権は身近な知財なんだなあと、思い直しました。

このセミナーを機に、私自身改めて著作権についても、判例なども見返したいと思いました。

ちょうど今、TPPの問題についてのニュースでも、著作権に関する事案が検討されていますね。

TPP交渉の著作権を巡る論点は主に【処罰の非親告罪化】【保護期間延長】【法定賠償金】で、欧米の基準に合わせた制度への見直しを求められているようで、これらによって日本独自の創作カルチャーが打撃をうけるのではと懸念されています。

クリエイターの方々が、「え、知らぬ間に著作権侵害!?」とならないように、セミナーなどを通じて啓蒙することも知財人として大事なお仕事だと思っています。

セミナーのご依頼も受け付けておりますので、メールでご連絡ください。