今ではSNSの名前として広く知られるようになった「ツイッター(TWITTER)」だが、日本では1963年4月22日に、「ツイッター / TWITTER」という商標がすでに登録されていたことがわかった。現在も特許電子図書館で確認できる。
(参照:インターネットで行う「エコ出願」 近畿大学が商標とロゴを無償貸与)

SNSのツイッターも、もちろん国内で商標登録を済ませている。ツイッターのサービス開始は2006年6月のことで、日本での商標登録は2008年2月だった。

類似とみなされなかったのは、登録区分がまったく違ったからだ。1960年代、戦後復興の高度成長期に入っていた日本で先に登録された「ツイッター」の商標は、区分が「1」、類似群コード「01A01」で、「1 柔軟仕上剤(洗濯用のものを除く。)、染色助剤、静電気防止剤(家庭用のものを除く。)」と、指定されている。

つまり、柔軟剤だったようだ。ただし、実際に商品化された形跡はない。

権利者は「一方社油脂工業株式会社」で、2010年にライオン株式会社の完全子会社になっている。50年前の商品名としては“ハイカラ”だとインターネットで話題になっており、この話題を機にライオンでコラボ商品化してはどうかという声があがっている。

50年前に同じ言葉で商標登録されていたのですね。

発案者は凄いセンスの持ち主ですね。50年後になってようやく世間が発案者のセンスに追いついたのでしょう。 発案者が考えた別商標にも興味がわきますね。あればですが。