新たなV6ターボエンジンが導入される2014年から、レッドブルがルノーエンジンを「インフィニティ」の商標で使用するのではないかと、ドイツ有数の自動車雑誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が2013年5月24日に報じている。
(参照:北海道けんぶちの若手農業者が「軽トラマルシェ」を商標登録)

インフィニティはルノーと資本提携している日産の海外高級車ブランドの名前であり、今年はレッドブルのタイトルスポンサーにもなっている。
ルノーのエンジン代をインフィニティが支払う代わりに、レッドブルがエンジン名をインフィニティとして宣伝する形だ。その代わり、ルノーが今度はF1でともに活動するプレミアムパートナーを探す必要に迫られている。その候補としては、元ワークスチームであるロータスが挙がっているという。

しかし、ロータスにとってはルノーエンジンの特徴のひとつでもある価格がボトルネックとなっているようだ。同エンジンはF1カスタマーエンジンの中でも2,000万ユーロと最高額である。

これまでルノーからエンジンの供給を受けていたウィリアムズも、すでに来シーズンからはメルセデス・ベンツと新たにエンジン供給契約を結んだと発表があったばかり。ルノーは今の経済状況を考えれば、供給チームの減少はむしろ理想的な状態への変化であると前向きな姿勢を見せている。

商標の宣伝方法に関してのニュースですね。

私は妻がF1好きなのでたまに見ますが、正直言うとセナが亡くなったイモラ以来、F1への熱は下がりました。あのイモラでのレースは未だに脳裏に焼き付いています。セナがクラッシュし、ヘリコプターで運ばれ、その後レースは再開しましたが、確かレース中にセナ死亡のテロップが流れ(生中継ではないので)、そこからはアナウンサー、解説、視聴者もおそらく涙を流して・・・きりがないですね。

さて、今回のニュースに関してですが、F1で使用するエンジンの名称にインフィニティという車の名称を使用し、インフィニティという名称を広めようというものです。インフィニティ(車)に使用しているエンジンはF1で使用されるエンジンではないでしょうし、品質誤認の可能性とかは大丈夫なんでしょうか。ニュースの情報しかないのでよく分かりませんが、ちょっと疑問に感じました。
インフィニティという商標をエンジンでも取得したのでしょうかね。

いずれにしても、F1は自動車業界にとって重要な宣伝のアイテムです。色々なビジネスが絡んでいるという目で見るのもそれはそれで面白いかもしれません。
そんなの考えて見たくないという人の方が多いでしょうけど。