2022年1月18日、特許庁は環境に配慮した印刷技術「カーボンゼロプリント」のロゴマークを商標登録した。この技術で印刷した印刷物にはロゴマークを表示でき、SDGsやESGへの取り組みをアピールすることが可能としている。 (参照:兵庫県三田市、イメージロゴマークを商標登録

商標権者は、株式会社光陽社となっている。同社は東京・大阪・名古屋で印刷事業を展開しており、飯能プリンティングセンターBASEでは、太陽光発電装置の設置による温室効果ガスの削減に加え、SCOPE1、SCOPE2によるCO2オフセットを行っている。

SCOPE1では、フクシマフーズ株式会社並びに食品工場で行われたボイラー更新事業で実現した温室効果ガスの排出削減をJ-クレジットにより購入することで、同社の社用車におけるガソリン使用量を相殺している。SCOPE2では、全国の住宅太陽光発電設備の導入で実現した温室効果ガスの排出削減をJ-クレジットにより購入し、同社での消費電力を相殺している。

J-クレジット制度により、削減しきれないCO2排出量をクレジット購入によって埋め合わせをすることが可能となっている。