2022年2月25日、AI議事録作成サービス「AI GIJIROKU(AI議事録)」が商標登録された。取り組みの必要が叫ばれている企業DXを推進するために活用してほしいとしている。 (参照:特許庁、画像検索「AI×商標:イメージサーチコンペティション」を実施

商標権者は、株式会社オルツとなっている。「AI GIJIROKU」は、会議の発言を認識して文字に起こし、自動で保存するシステムとなっている。Zoomなどのビデオ会議システムはもちろんのこと、通常のオフライン会議でも利用できる。Zoomシステムに連携すれば、リアルタイムで発言を字幕として表示ができ、リアルタイム翻訳も30ヶ国語に対応している。

会議における筆記者やその後の文字起こし、書式に整えて関係者に共有するという会議の裏側の作業を自動化することで、事務仕事の軽減や人件費削減にも有効だ。同社は、AI技術をビジネスシーンに落とし込み、通訳やコールセンターなどの業務を自動化し、企業が生き残るために必須とも言われるDXを促進している。