2015年5月6日、株式会社ニトムズ「コロコロ(R)」の商標登録30年を記念して、インターネットサイトをリニューアルすると発表した。
(参照:ネットショップのサイト名・ロゴは商標登録したほうがいいですか?

新しいインターネットサイトでは、「コロコロ(R)」の歴史や使い方、ファンと一緒に作り上げていくページなど工夫が凝らされている。新サイトの名称は「コロコロ(R)ラボ」と名付けられ、ファンとのコミュニケーションを強化していくとしている。

ロール状にした粘着テープで床のゴミをとる清掃用品である「コロコロ(R)」。先行メーカーとしてカーペット用とフローリング用の粘着テープ開発をするなど、市場をリードしてきた同社は、これまで50%以上の市場シェアを常時キープしてきた実績を持っている。

株式会社ニトムズは日東電工株式会社のグループ企業で、1983年に「粘着カーペットクリーナー」を発売し、1985年に商品名を「コロコロ(R)」に変更するとともに商標登録をした。

商標登録が30年も続くということは、それだけ長い時間「コロコロ」という商標が多くの方々から支持されてきたということを示しています。

株式会社ニトムズが、「コロコロ」の商標登録30周年を記念して、ウェブサイトのリニューアルを行ったということは、それだけ「コロコロ」の商標が人々から愛されていたという事実を重要視しているものと考えられます。

清掃用品における商標としての「コロコロ」は、宅配におけるヤマト運輸の「宅急便」、絆創膏における「バンドエイド」、ウェブ検索における「グーグル」などと同様に、商標自体がその産業を象徴するという状況にまで発展しております。

「コロコロしておいたよ」というようなコミニケーションをとっておられるような家庭もたくさんあるのではないでしょうか。