大分県で県産和牛の統一ブランド確立に向けて活動している豊後牛流通促進対策協議会は、公募していた高級ブランドの名前を「おおいた豊後牛 頂(いただき)」に決定したと発表した。
(参照:鹿児島の「枕崎鰹船人めし」商標登録完了で地域復興へ)

2013年4月には「おおいた豊後牛」の統一ブランドを設けていたが、今回の「頂」は、さらにその中の肉質等級が4級以上のものに用いられる。「頂」は「頂点」という意味と、食事の挨拶「いただきます」の音をかけて名付けられた。

公募では14名から同名の応募があり、抽選で決まった大分市在住の山下リナさんに最優秀賞が授与され、3万円相当の牛肉が贈られる。

豊後牛は知名度やブランド力に欠けている点が目下の課題となっていた。今後は新しい名前のもと、商標も登録し、シールやポスターを製作して高級牛肉のPRに取り組む予定だ。

もともとは「おおいた豊後牛」の統一ブランドを設けた際、「極(きわみ)」という名前で高級ブランドを展開していた。しかし、後に長崎県内の業者が商標登録していたことがわかり、使用を取りやめ、今回の公募に踏み切った。新しいブランド名は何度も弁理士会や発明協会に相談して確認を取ったので、今回は大丈夫だという。

「おおいた豊後牛 頂」関連サイトまとめ

「おおいた豊後牛 頂」ですか。いい商標ですね。

ブランド戦略が成功してくれることを願います。

さて、「新しいブランド名は何度も弁理士会や発明協会に相談して確認を取ったので、今回は大丈夫だという。」と記載されていますが、そんな相談は地元の弁理士にすればいいのにと思うのは私だけでしょうか。

弁理士会に相談しても、対応するのは弁理士です。おそらく九州支部に相談されたのでしょうが、地元の弁理士に相談しても一緒ですし対応も早いと思います。

というか、九州支部に所属している弁理士はそもそも地元の弁理士なので直接弁理士とコンタクトを取った方が早いということです。

弁理士会や発明協会の無料相談を活用したということでしょうか。まぁ、登録になるのであれば過程はどうでもいいのですが。