特許庁ステータスレポート2015
※画像は特許庁のホームページより引用

特許庁が特許庁ステータスレポート2015を発表した。そのレポートによると日本国内の商標登録出願件数は、2014年は124,442件で前年度に比べて5.8%増加しています。内訳をみると国内の商標登録出願件数は111770件と前年度に比べて5.8%増加、マドプロを利用した国際商標登録出願は12672件で前年度に比べて、7.5%減っています。

日本人の海外の主要国、機関への商標登録出願件数で一番多い国は中国で2013年度は16604件、アメリカ合衆国は6110件、韓国は3800件、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)は2272件となっている。

中国の商標登録出願件数がだんとつで多いが、中国は2014年5月の商標法改正以前は、1出願で1区分しか認められていなかったことも原因の一つとして考えられます。2014年5月以降は1つの出願で多区分が認められるようになったので、2014年の商標登録出願件数がどのように変化するかは注目したいところです。