2015年3月、豊橋市は同市のマスコットキャラクター「トヨッキー」を商標登録した。豊橋市の認知度を上げ広くPRするためイベントや民間企業で活用してほしいとの意向だ。
(参照:「くまモン」熊本県営業部長の面目躍如。ブランド関連商品の売上高が前年比1.5倍に

「トヨッキー」は、第16類第25類第28類第30類の区分で商標登録された。「トヨッキー」は行政が力を入れている、ゆるキャラの一種で、豊橋市の市制100周年を記念して開催された「とよはし100祭」でマスコットキャラクターとして登場した。世界的に知名度の高い熊本県の「くまモン」に触発されたもので、その後豊橋市のマスコットキャラクターに生まれ変わった。

「トヨッキー」は、本名を「ホの国ヨシダ」と名乗っている。市内にある安久美神戸神明社で開かれる国の重要無形民俗文化財「鬼祭り」の赤鬼と、愛知県が誇るハイテク産業のロボット、そして豊橋市の「豊」の字をモチーフとしてデザインされているキャラクターだ。人が入って動ける着ぐるみが用意され、学校や民間企業のイベントなどに無料貸し出しされる。

また、キャラクターのイラストは豊橋市に手続きをした民間企業は、無料で商業利用もできることになっている。申し込みは、市の観光促進課へ行なうこととなる。

ゆるキャラ「トヨッキー」の関連サイトまとめ

東京駅の日本橋口で、草津温泉のゆるきゃら「ゆもみん」を見かけました。「ゆもみん」の周囲にはスマホや携帯電話を片手にシャッターを切る方の人だかりができておりました。

そこでは、草津温泉の観光PR展が開かれていましたが、「ゆるキャラ」の集客効果を目の当たりにして、「ゆるキャラ」ブームが起こっている理由がわかるような気がしました。

今回商標登録された豊橋市のゆるきゃら「トヨッキー」は、豊橋市内の神社で開かれるお祭りの主役と、豊橋市の誇る産業ロボットなどをモチーフにしているとのこと、神社とハイテクを組合わせた、日本を象徴するような「ゆるキャラ」だと思います。

「ゆるキャラ」は、人々に対してアピールする力が非常に大きいです。ですから、今回商標登録された「トヨッキー」が、豊橋市の宣伝大使として、豊橋市のアピールに今後大いに活躍することが期待されます。