北海道上川郡剣淵町の若手の農業者たちが、軽トラックを連ね、自分たちが作った野菜を売り歩く催し「軽トラマルシェ」が人気を博している。その運用団体「VIVAマルシェ」が登録申請していた「軽トラマルシェ」が、去る10月下旬に商標登録された。
(参照:北海道 北見ニクマチの肉巻き 「肉もち」を商標登録!)
北海道の中央よりやや北部、旭川市の北に位置する剣淵町は名寄盆地に属し、天塩川の支流・剣淵川を擁する平地では農業が盛んである。3万5千冊にも及ぶ絵本を蔵書する町立施設「絵本の館」のある「えほんの里」としても知られている。
町ではここ数年、Uターン組や新規の就農者が相次ぎ、農業者の年齢も急速に若返っている。その若者たちが、「若いときにしかできない面白いことをやろう!」と2010年に立ち上げたのが、「軽トラマルシェ」。手探りで開始されたこの試みだが、町内から旭川、札幌と活動範囲を拡大し、今年12月には、東京都中野区にて初の道外開催も決定しているという。
「軽トラ」にフランス語で市場を意味する「マルシェ」を結びつけた「軽トラマルシェ」は、リズミカルでおしゃれなネーミングと好評だが、長崎市の「ながさき軽トラマルシェ」など、類似の取り組みも各地で広がっているようだ。商標登録を弾みに「剣淵の顔」としての「軽トラマルシェ」を全国区とできるかが注目される。
「軽トラマルシェ」関連サイト
面白い試みですね。
産地直送で新鮮そうなので、とても興味があります。
若い人ならではの発想力と行動力でしょうが、是非購入してみたいです。
最近、綺麗なお店が増え、新鮮な野菜がコンビニでも買えるようになっています。
このような時代だからこそ、農家の方々が直接売っているという状況は当たると思います。
昔は、畑の脇に段ボールを脚として板を載せただけのテーブルが作られ、その上で野菜を販売しているといった姿をよく見かけました。
最近は減ってますよね。
便利な世の中になりましたが、昔良き風習が廃れるのは悲しいことです。
しかし、軽トラマルシェのような新しい形で復活するのは喜ばしいと思います。