伊藤忠商事(東京都港区)が商標権を有するカジュアルブランド「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」が、「サンマリノ(SANMARINO)」と国内独占FC契約を締結した。国内において「アウトドアプロダクツ」ブランドストアの積極的な店舗展開を目指す。
(参照:九州ブランド展開のカギは商標の活用)

「アウトドアプロダクツ」は、デイパック等で知られるアメリカのカジュアルブランド。2012年に、伊藤忠商事が同ブランドを保有するアメリカのアウトドア・レクリエーション・グループ社から、日本を始めとするアジア・中東など19地域での商標権を取得している。

一方のサンマリノは、1969年にスタートしたファッションブランド。メンズ商品をメインに、トレンディでカジュアルなアイテムを次々とリリースしている。すでに、東京の原宿にある直営店「ナバル(NAVAL)」をはじめ、都内に3店舗を展開中だ。

伊藤忠商事は、今回のFC契約を足がかりに、アウトドアプロダクツのストア展開を積極的に行う構え。2月11日に予定されている東京・新宿ルミネエストの新宿店オープンを皮きりに、首都圏をはじめとする大都市圏のショッピングセンターなどへの出店を予定している。5年後には、国内30店舗の展開を計画しているという。

独占契約というのは独占通常使用権なのか、それとも専用使用権なのか、ニュースからだけだとわかりません。

独占通常使用権と専用使用権の違いは、排他的な権利か否かの違いです。

独占通常使用権の中にも完全独占通常使用権というのと・・・難しいですね。

言わば専用使用権は他人の使用に対して使用権者の名義で差し止めなどを行えますが、独占通常使用権の場合は、自己の名義での差し止めができない等の違いがあります。

詳しくは、用語説明のページを参照ください。