ソーシャルネットワーキングサービスの「Facebook」は、どのような区分で商標登録を行っているのでしょうか。特許庁のデータベースで登録商標の検索をしてみました。
「Facebook」という商標は、
株式会社フェイスブック・インコーポレイテッドにより標準文字として、
2006年3月20日に第35類、第38類で出願、2007年3月30日に商標登録。
2006年7月13日に第42類、第45類で出願、2007年7月13日に商標登録。
2007年2月28日に第25類で出願、2007年10月26日に商標登録。
2007年11月21日に第9類で出願、2008年7月11日に商標登録。
2011年3月1日に第16類、第36類で出願、2012年4月20日に商標登録。
2012年4月4日に第40類で出願、2013年4月19日に商標登録されました。
（第9類は2012年4月20日。第16類は2013年4月19日。第35類は2012年4月20日･2013年4月19日。第42類・第45類は2013年4月19日にも登録されています。）
文字商標としては、
2012年4月4日に第16類、第35類、第40類、第42類、第45類で出願、2013年5月31日に商標登録されました。
図形商標としては、
2010年5月23日に第9類、第35類、第36類、第39類、第41類、第42類、第45類で国際商標登録出願、2010年7月16日に商標登録されました。
防護商標としては、
2010年9月7日に第16類、第18類、第25類、第28類、第32類、第39類、第43類で防護出願、2011年7月8日に商標登録されました。
「Facebook」が登録されている商標の区分
第9類：録音･録画済みのビデオテープ、ビデオディスク、CD-ROM、磁気テープなど
第16類：紙、紙製品、事務用品など
第25類：被服･履物など
第28類：がん具、遊戯用具･運動用具など
第32類：アルコールを含有しない飲料、ビール
第35類：広告、事業の管理、運営
第36類：金融、保険、不動産の取引
第38類：電気通信
第39類：輸送、こん包、保管、旅行の手配
第40類：物品の加工、その他の処理
第41類：教育、訓練、娯楽、スポーツ、文化活動など
第42類：科学技術、産業に関する調査研究、ソフトウェアの設計･開発
第43類：飲食物の提供、宿泊施設の提供
第45類：結婚又は交際を希望する者への異性の紹介、葬儀の執行、家事の代行など
こういうソーシャルサイトの区分って私も悩みます。
基本が35,38,類、そこから42,45類に広がり、グッズものを保護するために25類などに広がっていくということです。
有名になるとグッズものも保護するようになるのが一般的ですね。