2021年6月2日、特許庁は再エネ事業「エネキコリ」を商標登録した。再生可能エネルギーへの切替支援とカーボンニュートラルな社会構築を進めていく構えだ。 (参照:共立女子大、教育方針「Major in Anything. Minor in Leadership.」を商標登録

商標権者は株式会社ソウマッド、同社は再エネ事業を中心とした林業ベンチャーである。「エネキコリ」は森を育てながら再エネ切替事業を進めていくサービスである。

自家消費型太陽光発電と呼ばれる、自社建屋の屋根の上で太陽光発電を行い、その電力を自社で消費する仕組みと、事業電力を再生可能エネルギーを由来とする電力に切り替えていくシステムを構築している。同時に森を育てることで100年先への投資をし、未来の子どもたちへプレゼントをしたいとしている。

この2つの事業をコラボすることでイノベーションを起こしたいとしている。企業が事業電力を100%再エネ電力で賄う「RE100」や、持続可能な開発目標に取り組む「SDGs宣言」を希望する企業に、プラン提案を行っている。

「エネキコリ」は、「森を育てることは100年先の投資。自然エネルギーへのシフトは、未来の子供たちへのプレゼント」という理念のもと、森を守り育てる事業とカーボンニュートラルを達成するための省エネ事業の2本柱「キコリ×省エネ」でイノベーションを起こしていくコンセプトです。

森林の樹木を伐採することにより生計を立てている「キコリ」と、省エネの「エネ」を組み合わせた「エネキコリ」は、商標権者である株式会社ソマウッドが実施する林業ベンチャーの理念を的確に表現したネーミングで、一度聞いただけで多くの方は、覚えてしまうと思います。

よいネーミングは、商品・サービスの広告宣伝、販売促進に大きなメリットもたらしますが、良いネーミングほど、第三者の悪意のある模倣の対象になり易いというがあります。

しかし、株式会社ソウウッドは、今回このネーミングを商標登録したわけですから、こういった模倣対策もバッチリです。