2018年4月25日、九州経済産業局は商標制度など知財関連の知識の啓もうと普及を目指して「九州一周知財クイズの旅」を企画した。商標制度に慣れ親しむためのコンテンツとして活用されることが期待されている。 (参照:九州経済産業局×特許庁「九州地域ブランド総選挙」が開催

この企画は子どもにも人気のボードゲームやカードゲームの形式を取り入れ、知財教育を促進することができるものだ。九州経済産業局のホームページからPDF形式のファイルを無料でダウンロードし、家庭で印刷して作成できる形式だ。 九州を舞台にサイコロを振って遊びながら商標制度の意義や仕組み、ネーミング方法や申請について学べるようになっている。

対象は、地域団体商標の取得を目指す地域団体関係者や企業社員、また商標制度への造詣を深めたいデザイナー系の学生や知的財産、地域活性、まちづくりに取り組んでいる学生などである。

堅苦しい勉強になりがちな知財制度の学習に気軽に取り組めるツールとして期待がされている。

経済産業省・九州経済産業局のホームページには、「九州一周知財クイズの旅」が公開されており、誰でも、その内容を閲覧することができます。もちろん、ダウンロードして、出力データを印刷し、実際に、このボードゲームを作成することも可能です。

中身は、商標権に関する基本的な事項に関する○×クイズとすごろくゲームを組み合わせたもので、ゴールに到達した時点で、最も高い正解ポイントを獲得した者が、勝利者になるというものです。

楽しくゲームをしながら、商標権に関する基本的な事項を学べるので、初めて商標権に関する仕事に携わることになったので、これから商標権について勉強しようとする方にとっては、もってこいの教材ということができます。

こういった啓発活動は、長い目で見ると、商標権の発展のために非常に有意義なことなので、九州経済産業局は非常に良い活動を行ったということができるでしょう。