2022年4月1日、特許庁は映画監督小津安二郎のロゴマークを商標登録した。2023年に行われる生誕120年および没後60年記念事業で活用される。 (参照:ご当地グルメ「津ぎょうざ」が地域団体商標に

商標権者は三重県松阪市となっている。同市は2021年4月に市立歴史民俗資料館2階に小津安二郎記念館を開館し、ロゴマークを作成、2021年10月29日に商標出願した。 小津を表すローマ字「OZU」と、生前に映画撮影時にかぶりトレードマークとなっているピケ帽を組み合わせた、顔をイメージしたロゴマークとなっている。

同氏は1903年生誕、松阪市で青年時代を過ごし、1963年死没のため来年2023年は区切りのよい年となる。そのため2022年と2023年に松阪市で記念事業が開催される予定だ。文房具、トートバッグ、またTシャツなどロゴマークを使用した記念グッズに販売も計画されている。

また、松阪市で生活していた時代の同氏の日記が出版される小津安二郎は日本を代表する映画監督として知られ、「東京物語」や「晩春」などが国際的に高く評価されている。