12月13日、特許庁は、地域団体商標の普及を目的とした冊子「地域団体商標2013」を作成し公表した。その内容は、同庁のホームページを通じてダウンロードすることもできる。
(参照:2013年度の商標ニュースは「くまモン」「バリィさん」等のゆるキャラで持ちきり!)
地域団体商標は、町おこし・村おこしに際して、他地域との差別化のために用いられる、いわゆる「地域ブランド」の適切な保護を目的として平成18年に導入された制度。一定の要件のもとに、農協などの法人格を有する団体が「地域名+商品(サービス)名」からなる商標を登録することを認めている。
平成25年9月30日までにこの制度を利用して登録された地域団体商標は551件あるが、今回の冊子ではこの中から、東京合羽橋商店街振興組合の「かっぱ橋道具街」、「今治タオル」とタイアップする道後温泉旅館協同組合の「道後温泉」など、5件の活用事例を写真等を用いて具体的に紹介している。
また、地域団体商標制度の概要を容易に理解することができる漫画や、次期法改正に向けたポイントなども紹介。大変充実した内容の冊子となっている。ダウンロードもできる同庁のサイトはこちら。
この冊子、欲しいです。
明日にでももらいに行こうかなと考えています。
地域団体商標が500件以上も登録になっているのですね。
思った以上に増えています。
しかし、ただ単に登録になっても仕方がありません。
大事なのはその先です。がんばって欲しいと思います。