2017年3月6日、特許庁は「地域団体商標事例集2017」を作成したと発表した。今後、地域団体商標のさらなる普及と活用の促進が期待されている。 (参照:特許庁、地域団体商標事例を掲載した事例集を作成) 同事例集においては、地域団体商標を実際に取得した事例を13例取り上げている。どのように取得まで至ったか。いかに活用できているか。取得後の効果はどれほどか。兵庫県の地域団体商標「神戸ビーフ」を実例に、地域団体商標について具体的に説明している。 加えて新規登録事案11件における商品サービスの特徴を紹介すると共に、地域団体商標の制度概要を簡潔に伝えている。さらに栃木県「氏家うどん」や大分県「中津からあげ」など直近の登録事案を含めた登録商標598件を紹介している。 また、特許庁による同制度の支援策や地域団体商標における商標権の存続期間更新の情報も掲載しており、商標権者や今後取得を希望している事業者にとって有益な情報が得られる。 同事例集は印刷された冊子本と、電子版PDFファイルとして無料配布されている。
「地域団体商標事例集2017」は、特許庁のホームページから電子版PDFファイルとしてダウンロードが可能で、プリントアウトすれば、その冊子本が無料で簡単に手に入ります。 ボリュームは、全254ページと結構ありますが、地域団体商標の制度概要から、全国の地域団体商標の紹介、制度設立から現在までの歴史、成功事例、特許庁による支援策等、非常に充実した内容となっています。今後、地域団体商標登録を行なおうとされる方は、是非、読んでおきたい内容となっています。 インターネットがない時代ですと、書店に足を運んで書籍を購入したり、役所に出向いてパンフレットを集めたりして、必要な情報を収集しなくてはなりませんでしたが、現在は、インターネットを使えば、自宅に居ながらダウンロードによってパンフレットや冊子本を自由自在に取得できます。 地域団体商標については、今回特許庁が作成配布した「地域団体商標事例集2017」が1冊あれば、事業者が必要とするこれに関する情報はだいたい間に合います。全く便利な世の中になったものだとつくづく感じます。