氏名(名称)変更届とは、商標登録後に商標権者の氏名や名称を変更する場合に特許庁へ提出する必要のある書類です。

氏名(名称)変更届の雛形・テンプレートは、特許庁の「出願の事前手続き様式一覧」よりダウンロードできます。

下記に氏名(名称)変更届の様式の記入例・書き方の見本・サンプルを掲載していますので、ご自分で氏名(名称)変更届を作成する方は参考にして下さい。
左図(氏名〔名称〕変更届)に1~8の番号を記載してあります。記入例を挙げながら番号順に説明していきます。

【1】提出日
提出日を記入して下さい。願書を郵送する場合には、投函日を記入して下さい。願書を特許庁に直接持参する場合には、持参した日を記入して下さい。
例)平成26年4月1日

【2】あて先
「特許庁長官 殿」と記入して下さい。
例)特許庁長官 殿

【3】識別番号
特許庁から識別番号(9桁のアラビア数字で構成される)の付与を受けている場合には、その識別番号を「1234×××××」のように記入して下さい。
例)1234×××××

【4】住所又は居所
住所又は居所を記入して下さい。
例)〇〇県〇〇市〇〇町1-1-1

【5】旧氏名又は旧名称
旧個人名又は旧法人名を記入して下さい。法人名を記入する場合には、略称等は用いず正式名称を正確に記入して下さい。
例)〇〇株式会社

【6】新氏名又は新名称
新個人名又は新法人名を記入して下さい。法人名を記入する場合には、略称等は用いず正式名称を正確に記入して下さい。
例)××株式会社

【7】代表者(氏名)
代表者の氏名を記入して下さい。
例)田中 一郎

【8】代表者(印鑑又は識別ラベル)
個人印又は法人の代表者印を押印して下さい。この際に使用する印鑑は、実印でなくても良いですが、次回に特許庁に対して申請等をする場合には、一度使用した印鑑を使用しなければなりません。なお、出願人が特許庁の発行した識別番号及び識別ラベルを有している場合、この押印の代わりにその識別ラベルを貼付することができます。
例)㊞又は識別ラベル

印鑑は、特許庁に届け出ている印鑑を押す必要がありますので注意して下さい。

名称を変更した場合は、登録印も変更する場合も多いです。

住所(居所)変更届や登録印の変更届けも一緒に提出する場合は、「その他」という項目を設けて、「同日付で○○を提出しています。」と記載しましょう。

ご自身での手続きが自信が無い、面倒という方は商標の名称変更の手続きはお任せ下さい。

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